姫桃

■ 小さな姫が舞うように

「姫桃（ひめもも）」は、その名前の通り、可愛らしく華やかなつるし飾りです。25個の飾りが、見る人の目を楽しませてくれます。中央には「風船」を模した丸い飾りが配置されており、色とりどりの生地を組み合わせたそのデザインは、角度を変えるたびに違った表情を見せます。

■ 小さくても存在感抜群

「姫桃」の魅力は、そのコンパクトなサイズ感と鮮やかな彩り。
玄関先やリビングの棚、子ども部屋の一角など、飾る場所を選ばず空間を明るく演出します。
小さなつるし飾りながら、一つひとつ丁寧に作り込まれた飾りが、愛らしい存在感を放ちます。

■ 稲取の伝統を受け継ぐ飾り

江戸時代後期、伊豆稲取で生まれたつるし飾りは、子どもの成長や幸福を願う風習から生まれました。「姫桃」にも、その思いが受け継がれています。華やかな風船や愛らしい飾りたちは、それぞれに幸せを呼ぶ願いが込められており、伝統工芸ならではの温かみを感じさせてくれます。

■ どこから見ても楽しい風船飾り

「姫桃」の中心を飾る風船モチーフは、様々な色柄の生地を組み合わせて作られています。
そのため、見る角度によって異なる表情を見せるのが特徴です。明るい色彩と独特の立体感が、全体のバランスを引き立てています。

■ サイズと仕様

• サイズ：縦600mm × 横200mm × 奥行き200mm
• 構成：五本の紐に二十五個の飾り
• 特徴：中央に配置された風船飾り

小ぶりなサイズでありながら、その細部には丁寧な手仕事が光ります。伝統工芸品ならではの美しさを、日常の空間で楽しむことができます。

■ 可愛らしさと伝統を日常に

「姫桃」は、飾る場所を選ばない手軽さと、見るたびに心が弾む可愛らしさを兼ね備えたつるし飾りです。家族や友人への贈り物としても、自分へのちょっとしたご褒美としても最適。ぜひ、稲取が誇る伝統工芸の息吹を、日々の暮らしの中で感じてみてください。